2024
December
42
ち‐てい【池汀】
〘 名詞 〙 池のみずぎわ。池のほとり。
[初出の実例]「此池汀に立てみれば濁りにそまぬ花とおもふには、おのが清らぬ心をあちからは見るらん恥かしやな」(出典:俳諧・也哉抄(1774))
2024
December
41
ぞう‐か【造化】
1 天地万物を創造し育てること。また、それをなす者。造物主。「—の神」
2 造物主によってつくられたもの。自然。「—の妙」
「造化にしたがひて四時を友とす」(芭蕉。四時は四季の意)
2024
December
39
【反面調査】税務調査で追及しきれなかった疑問点や不明確な点を、取引先を通じて確認するための調査手続き。税務当局が事業者の税務申告に対する真実性や妥当性を確認するために行われるもの。
2024
December
37
【開離位置[open harmony]】
オープン・ボイシングで和音づけされたハーモニー。響きに広がりを感じさせることができるが、音域によっては空虚な響きになる。
【オープン・ボイシング[open voicing]】
オクターブ以上にまたがって和音(3音以上)をつけること。反意語はクローズ・ボイシング。
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2024
December
34
牛飲水為乳、蛇飲水為毒(牛は水を飲みて乳と為し、蛇は水を飲みて毒と為す)
同じ水でも、牛が飲めば乳となり、蛇が飲めば毒に変わる。転じて、同じものでも使い方によっては薬にも毒にもなる。
2024
December
29
【手が付けられない】
処置の施しようがない。「乱暴者で―◦ない」「―◦ない散らかりよう」
【手を付ける】
1 着手する。仕事などを始める。「行政改革に―・ける」
2 使い始める。また特に、使い込む。「定期預金に―・ける」「公金に―・ける」
3 料理などを消費する。「刺身に―・ける」
4 目下の女性などと関係をもつ。
∴理屈でいえば「手が付けられない」と「手を付けられない」は意味が違うことになるが、実際には混用・混同されがち
2024
December
28
波瀾万丈
「波」は、小さな波。「瀾」は、大きな波。「丈」は、長さの単位で、尺の10倍。「万」は、非常に大きな数のたとえで、「万丈」は、非常に長い(高い)こと。
波の起伏が高さ1万丈にも及ぶという意味から、さまざまな変化に富んでいるようす。ことのなりゆきが複雑で激しく変化して定まらないことをいう。
2024
November
26
サーカスの象(鎖につながれた象)
学習性無力感(学習性無気力)やトラウマの説明に用いられるメタファー。サーカスの象は、足の鎖によって杭につながれ、逃げられないことを小さな頃から学ぶため、大きくなって鎖を杭ごと抜く力を得ていても、それを試そうともしなくなる。管理者によって管理しやすく教育されていることを表す。「小象の鎖」「象の鎖」とも。
小象? 子象? 仔象?